No.86 創作のキッカケにはなるかもね。

大人の絵画教室で生徒さんが
創作の難しさを私に訴える事があります。

なにを、どうすればよいのか、
まったく雲をつかむような心境なのでしょう。

そんなときに私は失敗作から
創作するキッカケを提案をします。

白い紙とニラメッコしていても
一歩も先へ進めませんからね。(笑)

失敗作を観ながら
ここに赤を入れたら面白くなりそうだとか
ここを黒で消したらどうなるんだろうとか
思いながら失敗作に手を加えていきます。

この時、失敗作を直そうとしてはダメなんですね。
捨ててかからなければ成功しないでしょう。

スケベ心は捨てなければいけません。(笑)
人生とまったく一緒です。(笑)

何かをはってコラージュを試みるのも良いですし
アクリル絵の具で気になるところを消してみるのも
次の展開のヒントを与えてくれるキッカケになるかもしれません。

やっているうちに、なにか描きたかったイメージに近いモノが
画面に表れて来る可能性もあります。

何も描かないで居るよりも楽しいですし
興奮してきたらもっと楽しいですからね。

元々、捨てて懸かった訳だから出来なくて当たり前なのです。
でも、本当に捨てて懸かったときは出来ちゃうのですから不思議です。(笑)

是非、試してみてください。

 ←ランキングに参加中です! クリックありがとうございます。