No.84 「青の花束」制作について

庭の草花なんですがね。
圧倒されましたね。生命力に。

自生していたモノなので
すごい勢いがありましてね。

この草花の生命力を絵で表現してみたくて
制作したのが 下の作品です。

気持ちが高まってくるまでは草花を写生している感じかな。
まあ、ウォーミングアップって感じですね。
ただ、興奮してくるまでは面白くはないですよ。(笑)

この「面白くない」と思える事が大事なんですね。
「じゃ、面白くしてみれば」と自分を叱咤できますからね。
この心の動きで絵に変化が出てくるんですね。

この「面白くしてみれば」という気持ちが出てこないと
ただの写生で終わってしまう危険がありますね。

自分はこの絵で何を言いたいのかを
しっかり判って描かないとダメですね。

絵を勉強している人ならよく判ると思いますが、
ただ描いていても自分の想いは絵のなかに入りませんよね。

自分は草花の色や形を説明するために描いている訳ではない!
生命力を表現したいんだ!
花の説明をしたかったら写真を撮れば済む!
と言うぐらいの気持ちで描かないとね。

写真で出来ることは写真に任せる!
絵でしか出来ないモノを絵で表現する!
これが私の制作スタンスですね。

このような気持ちで描いたのがこの「青の花束」です。
また、興奮してしまいました。(笑)
どうも済みません。
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