No.44 ジャズ音楽を絵に・・

私はジャズ音楽が好きでよく聴くのですが
聴いてるだけでは済まなくなり、
時々絵を描き出してしまうんですよね。(笑)

リズムとメロディにノリながら
色と形に変換していくのですが
これがとてもスリリングで楽しい作業なんですね。

ジャズを絵にする場合、私はコラージュの手法で描くことが多いですね。

ジャズ音楽の特徴であるアドリブの意外性を絵にするには
コラージュの意表をつく表現方法がピッタリなんですね。

音楽からくる興奮をダイレクトに画面にぶつけて描いていきます。
ですから出来上がった作品はほとんど抽象画になりますね。

よく具象画家だから抽象画は描かないと言う人がいますが
こだわる必要は全くないんですね。
抽象で表現するのが適しているなら使えばいいだけの話でね。

この絵はマイルス・ディビスの「ラウンド・アバウト・ミッドナイト」を
聴きながら興奮に身を任せて完成させた作品です。

私はまたまた興奮してしまったようです。
どうも済みません。(笑)