「モジリアーニを見て」 小1 たまがき・なおこ
又、素敵なモジリアーニを描いた子の絵を紹介しますね。
同じ白黒写真を見て描いているのですが
前に紹介した子の絵とは又違うでしょう?
これが個性であり絵を描く面白さなんですね。
一人一人の表現が違っていて当然ですよね。
描く子に対しては細かな指示は出さない方がいいですね。
出せば出すほどその子の持ち味が出にくくなりますから・・
いかに自由にのびのびと描ける雰囲気をつくり、
その子の個性を引き出すことが出来るかが、
私の教室での一番の仕事なんですね。
描き方を教えることではないんですね。
ここが良い絵を描かせるポイントかもしれません。
「うちの子は教えても教えても描けないのです。」と言う
お母さんがいますが、私に言わせれば
「教えるから描けなくなるのですよ」と言いたいですね。
だって、好きに描けないんじゃ面白くもなんともないですからね。
面白くなければ描かなくなるのは当たり前ですよね。
この絵を描いた子にだって私はなにも言ってませんよ。
「いいね〜」「上手いね!」とは言いましたがね。(笑)
うしろのカーテンの模様も、
ソフアーの大胆な斜めの赤い線も
みんな自分で決めて描いているのですよ。
すごいですよね。この決断力!
細部にこだわらないで描くこの大胆さ!
色使いも上手いですし
とてもチャーミングな絵に仕上がっていますね。
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