No.108 独創的な色使いが・・


「海の中」小2 しまおか・こうき


「この絵は僕が描いたんだよ」



黄色に染まった海とイカが何とも面白いね。
右端のサメとすぐ上の赤い小魚の色の対比も絶妙だね。

この絵の素晴らしいところは
独創的な色使いだね。

このような絵を観るときに、この絵を常識で理解しようとすると
この絵の面白さが解らなくなっちゃうんですね。

生物の授業の時に描く説明図としての絵と
一緒にして観てはダメなんですね。

芸術としての絵を描いている訳だものね。

このような絵を描いたときにはこの子が持っている独創性を
高く評価しほめてあげることがとても大事なんですね。

決して、海やイカの色が黄色じゃ可笑しいなんて
つまらない大人の常識で直させない事ですね。

この独創性を育みながら大人に成長した時、
この子がどんな素晴らしい力を発揮するのかと思うと
先生は今から楽しみです。