No.211 創作する楽しさを大切に




「インドネシアの夫婦」年中 うめみや・はるな


「はるなちゃんです」



インドネシアの木彫りの「夫婦像」の白黒写真
(上の写真)を見せて感じたままに描いて貰いました。
見たままではありません。ここは大変重要です。

技術は大人になってから身につければ済みますが
感性は子供時代じゃないと身に付かない場合が多いですから。

間違っても写真をそっくり写させるような事はしないことです。
絵が嫌いになる子も出てきますし、自由な感覚や
創作する楽しみを奪うことになります。



ただ、「暑い国の人だから肌は日焼けしているよ。」
「着ているモノは色彩豊かで派手だよ」と
彩色するヒントは描かせる前に話しています。
後はまったく自由です。

結果はこれです。この素晴らしさです。
この自由でやわらかな感性!
このあたたかな色彩感覚!

はるなちゃん、お見事です!!