No.145 「なんかいいね」の魅力


「花火大会」小1 なかむら・あすか


「あすかちゃんです」



描き手の内面が絵に表れたとき
私は「なんかいいね」ってほめるんですが
この「なんか」に素晴らしい意味が込められているんです。

一言で言えない描き手の味みたいなものが
画面いっぱいに漂っている絵を観ると
「なんかいいね」って言いたくなるんです。

この子の絵がまさにそれです。

あたたかいというか
やさしいというか
でも、それだけじゃ説明がつかないんだな。
だから「なんかいいね」になるわけね。(笑)

説明が付けられなくて、「どうも済みません」