No.111 形や色を教える事ではないのです


「フクロウの森」 小2 てらお・ももか


フクロウの写真


「ももかが描いたんだよ」




今日は「フクロウの森」と画題を決めてから
自由に創作する授業をしました。

フクロウを知らない子供も居るので
上の写真を参考に使いました。

そして出来上がった絵がこの絵です。

なんとも詩情豊かな絵が出来上がりましたね。
これが創作力なんですね。

写真の通りに描かせようとすると
こんな詩情豊かな絵は生まれて来ないですね。

絵を教えるとは形や色を教える事ではないのです。
それなら家でお母さんが教えられるでしょう?

絵を教えるとはその子の持っている独自な感覚を発見し
それを認め、引き出し、ほめることによって、
独創的な絵を描けるようにするということなのです。

単なる形合わせや色合わせではないのです。

子供の個性と感性を認めるところから指導が始まる訳です。
だからこそ私の教室の生徒はめちゃくちゃ楽しいんです。

そして楽しいからこそ、今日のような素敵な絵が
生まれてくるわけです。